リフォームの際の図面だけを見るとリビングは広い空間に見えますが、その図面に実際に家具を書き込んでみると、あまり余裕が無いことが分かると思います。
まず、どのような家具を置き、どのようなイメージのリビングにするか決め、同時にＴＶはどこに置き、それは壁掛けなのか？ 電話やインターフォンはどこに置くのか？インターネットのＬＡＮ配線は必要か？ エアコンはどこに付けるのか？ などの電気的な配線もよく検討が必要です。
壁は杉の羽目板の塗装品を張り、天井はＲ型にして珪藻土を塗っています。天井のＲ仕上げは当初から考えていた訳では無く、天井を解体していたら大きな丸太の梁が出てきた際に、それを見られたお施主様がそれをデザインにしたいとの事でしたので一緒に考えて設計変更しています。
和室のリビングを洋室化しています。天井はクロスの張り替えのみ、床はフロアに変更し、壁はナチュラルな感じが希望とのことでしたので、柱などはそのままにして、凹んでいる塗り壁に下地を作り、化粧ベニヤを張って仕上げています。
一般的なリフォーム風景です。
壁と天井はクロスを張り替え、建具も枠から変更、床もフロアを張り替えています。
パインなど無垢材の建具や床材を使い、また壁に珪藻土を塗り自然素材系のリビングにしたり、腰板やアーチ型の壁など、天井に付け梁などのアイテムを揃え、南フランス調のリビングを目指したりなどがあります。
